自席予約システム |
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「働き方革命」って言葉が一人歩きしてます。
IT使った商品提案などを見ると電子会議システムなんかが多いようですが、実際のところ遠隔地で画面を見ながら会議をするってことは少ないですね。
ですが、ずいぶん前から勤務形態というのは多様化が進んでいます。そこのところへの対応って、会社はけっこう苦労しているのではないでしょうか。
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従業員のほとんどが営業職の会社って、ありますよね。
朝、全員が会社に集まって、散り散りに出張していく。場合によっては、自宅から直行直帰だって許される。
そうなると、社内の座席が決める必要はない。従業員は好き勝手に空いている席が使えるってところも、実際にあると思います。
今じゃ、企業内のパソコンはLANで繋がっていて、シンクライアントをサーバー管理していますから、端末を固定する必要はありません。ロッカーから書類を取ってきて、空いてる席で事務をすればいい。
そこまで徹底していれば、話は簡単です。
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しかし、たいがいの会社はそこまで徹底してはいません。
座席表があり、席は決まっている。しかし、従業員は出張が多い。だから、出張中の者の席が空いている。
社内は閑散としていることが多い。とはいえ、いつ、誰の席が空いているのか、決まっていない。 席が決まっているため、ペーパーレス化も徹底できず、脇机の中に書類が詰まっている。
そんなところも多いのでは・・・。
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そこで思い出したのが、シネコンの予約画面。
映画館では窓口の無人化が進んでいて、顧客側が画面を見ながら予約したい席を選ぶところもあります。
あれを、オフィスに応用することはできませんでしょうか。
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まず、ある従業員が、「明日は着席して事務処理を行いたい」と考えたとしましょう。
まずはネット経由で、自社の座席表にアクセスします、そして、「〇時〇分〜〇時〇分」の空席を検索いたします。
画面上で、使える席の色が変わります。
この席を押すと、使える時間帯が表示されますので、確保したい時間を記入します。
そうすれば予約完了。
会社側としては、社員全員分の座席を確保しなくてもいい、ということになります。
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これから先、いろいろな立場の従業員が増えると思います。
フレックスで勤務時間がずれていたり、就労日が飛び飛びだったり、短時間勤務だったりすることもあるでしょう。
他社の委託社員と同じ職場で働くこともあります。
在宅勤務で、たまに会社に出てくるというような就業形態もあり得ましょう。
このように、様々な働き方の構成員が同じ職場に混在するようになると、座席を固定しておくことは非効率です。
ですので、その都度その都度、自席を選んでいくシステムを作ってみたらどうかというのが、今回の提案です。
コストを無視すれば、こういう仕組みはすぐにでも作れるし、あるいは、すでに存在するのかもしれません。
要は、企業側のニーズが高まり、十分ペイする仕組みになるかどうかというところでしょうか。
なお、このシステムには一つ欠点があります。
「行き当たりばったりで仕事が進んでいる会社には不向き」という点です。お気を付けください。
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